先日の作業、タンス？クローゼットの扉補修作業です。何度も登場するこの蝶番。「スライド蝶番」と言います。世に存在する絶対数が圧倒的に多い部品です。皆様のご家庭にもいくつも存在していると思います。それだけ分母が大きいので、不具合・故障などトラブルの数も多くなり、代表的なトラブルメーカーです。
そんなスライド蝶番ですが、本人？に不具合や故障が発生する事ばかりではありません。これだけ世に広がっている事からも分かる通り、非常に優れた商品です。使い方によっては半永久的に使用が出来るでしょう。そんな商品が故のトラブルが今回のケースです。キッチンの扉や下駄箱の扉などにもよく見られる症状。それは、母材の劣化。扉側ではなく本体側の接続部分（ネジの刺さっている場所）が蝶番の強度に耐えられなくなり、ネジが抜けてしまったり、緩んでしまったりします。何度かドライバーで締め直すうちに、ネジ穴が大きくなってしまい、ネジが効かなくなる。通称「バカになる」。バカになったネジ穴を補修し、しっかり扉を取り付け出来ました。スライド蝶番本人には罪はありません。。雨の水曜日、本日もくれぐれもご健康でご安全に。
信じるか信じないかはあなた次第。
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