昭和あるある トマソン


 ゲーリー・トマソンさんです。1972年から1980年までメジャーリーグでプレーし、ロサンゼルス・ドジャースをはじめ計4球団を渡り歩きました。1978年にはニューヨーク・ヤンキースで優勝も経験しています。なお、この時のメンバーには後に巨人でもチームメートになるロイ・ホワイトもいました。1981年、読売ジャイアンツに入団。引退した王貞治の穴を埋める存在として期待されました。しかしこの年、打率.261、本塁打20本を記録したものの、同時に三振132(当時の球団新記録)を喫し、大幅に期待を裏切り、「舶来扇風機」、「三振王」、「トマ損」、「害人」(外人のもじり)などと揶揄されることに。。また、守備でも、同年の日本シリーズでは、失点にからむ失策を記録しちゃいました。その後、トマソンの名は、赤瀬川原平らが提唱した「不動産に付着して美しく保存されている無用物」という意味の「超芸術トマソン」という呼び名に転用されたのです。



 そんな超芸術トマソンが弊社隣にもあります。マンションとマンションの間に立つ門扉。外からは見えない位置にひっそりと残されています。お隣のマンションが出来てまだそんなに経っていないので、令和のトマソンです。無用門というジャンルみたいです。いろいろググってみましたが、超芸術トマソン中々面白いですね。でも、なんで残したんだろう。。本日もくれぐれもご健康でご安全に。

信じるか信じないかはあなた次第。


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