フライデーナイトは池袋。繁華街のど真ん中で、オフィス什器の解体作業でした。毎度お馴染みI社のシンラインキャビネット。thin lineとは、細い線、細線という意味、なんでこの書庫がシンラインなのか、名前の由来は分かりません。このシリーズ、施工上の大きな特徴が「ベース」や「幅木」などと呼ばれる土台部分にあります。多くのキャビネットは土台に本体を載せて固定、本体を並べてレベル調整をして、横連結+必要ならば壁固定。という工程で組み立てられます。ですので解体はその逆。壁固定や横連結を外せば画像のように台車に載せて動かせます。
しかし、この細線君はちょっと違います。あらかじめ土台を連結し、レベル調整をします。その後に本体を載せて、横連結+必要ならば壁固定。もちろん解体はその逆。つまり、一般的な書庫よりも工程が一つ多いのです。壁固定や横連結を外してもビクともしません。土台（ベース）が連結されているからです。そんな意味で、若干厄介な細線君です。今日でお盆も最終日。各メーカーや問屋さん業者さんがお休みでしたので、まるまる一週間止まっていた時計が明日から一斉に動き出します。猛暑が続いているのは言わずもがな。本日もくれぐれもご健康でご安全に。
信じるか信じないかはあなた次第。
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