オフィスの現場やリフォーム現場などなど内装工事全般の作業で、なくてはならない存在の「ネジ」のお話し。歴史から見てみましょう。ねじが誰によっていつ頃発明されたのかに関する明確な答えはないみたいです。ただし、ねじの特長の一つである螺旋は、紀元前に発明されたアルキメデスの揚水ポンプやぶどう酒を絞るためのプレス機などに用いられていました。 その後、1400年代にドイツのグーテンベルクが発明した活字印刷機はねじプレスを転用したものであり、これは活字文明の先駆けになるとともに、その後の金属加工におけるプレス技術の基礎になりました。これらの螺旋は運動用ねじの原点ということもできます。ねじの発明のヒントは巻貝だったのではないかという説と、木に巻き付くつる植物だったのでないかという説があります。 日本に入ってきたのは、1543年の種子島においての鉄砲伝来が日本人とねじとの初めての出会いであったと言われています。種子島に南蛮船(あるいは中国船)が漂着し、買い上げた火縄銃銃身の後ろ側(銃底)を塞ぐ尾栓に使われていたおねじとめねじにねじが使われていました。
その後、ねじの発展は徳川幕府が鎖国を解いたあと、1860年に遣米使節団として、アメリカに渡った小栗上野介が、次々と機械で製造される軍艦に衝撃を受け、日本でも工業化を推し進めようと決意。1本のねじを持ち帰ります。それがカバー画像のようなネジでした。やっぱりマイナス(すりわりって言うらしいです)。その後小栗は横須賀に製鉄所と造船所を建設し、日本の工業の発展に大きな役割を果たします。そんなこんなで広まっていった「ネジ」。地味で目立たないですが、産業になくてはならないものと言われその重要性から"産業の塩"と称されています。ねじはモノとモノを繋げる役割がありますが、ねじによってモノが作られ、モノを介して人と人は繋がります。 形状や長さ太さ、それぞれ違うネジが人を繋ぐ。まさに多様性な社会。。本日もくれぐれもご健康でご安全に。
信じるか信じないかはあなた次第。
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