今日は建築用語のご紹介その1、オープンタイムとオーバータイムのお話。オープンタイムとは、「待ち時間」のことで、オーバータイムとは「貼り付け可能時間を過ぎた状態」です。何のことかといいますと、内装工事では様々な場面で接着剤を使います。その施工用接着剤を塗布してから施工するまでの待ち時間。最高強度を得るために置く時間のことを「オープンタイム」と言います。主にゴム系接着剤、ホットメルト型接着剤で用いる言葉です。カップラーメンを食べる際にお湯を入れて待っている状態ですかね。
そうなると、「オーバータイム」は、時間が経ち過ぎて麺が伸びきってスープを吸いまくった、とても食えるモンでは無くなった状態。オーバータイムを過ぎて作業をしてしまうと、接着剤の固化が進み、本来の接着効果が発揮できなくなってしまいます。このオープンタイムを如何に上手く使えるか。ただ待つのか。何か他に出来る作業をするのか。そして、オーバータイム前に接着完了させる段取りも重要となってきます。まぁ何事も用法・用量を守って正しく使いましょう！ 焦らず、慌てずに急ぐ。これが難しい。。
信じるか信じないかはあなた次第。。
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